鎌倉で紅茶を楽しむ会 ⑨回、⑩回
タイタニック
端から端まで269m 横幅16.2m 4本の煙突の先まで53.3m
総重量45000t 積載満載状態の排水量46329t
その巨大さと、安全な構造からマスコミは「この船は浮沈船だ」と書き立てた
1912年4月10日12時 イギリス、サウサンプトン港を出航
乗員、乗客 2224名
4月14日23時40分大西洋上で氷山に衝突、発生から2時間後4月15日2時20分沈没
船内の見取り図(中央部断面図)
上甲板、中甲板まで1等船客用
カフェ、レストラン、喫茶室、スポーツジム、サウナ、テニスコートなど
当時を人々の暮らしを支えるすべての施設があった
下甲板 2等、3等船客用スペース
上流階級と労働者階級の船内生活区域は厳密に隔離されていたので、船の中で出会うことはなかった
海中より引き上げられたレストランメニュー
リッツと呼ばれたアラカルトレストラン
1等,2等専用レストランでは 毎回、メニューが配置された
3等の食堂では,日程とメニューが張り出されていた
「最後の晩はこれ以上の贅沢は考えられませんでした。オーケストラはプッチーニやチャイコフスキーの曲
キャビア、オマール海老、そして温室栽培の葡萄に取れたての桃・・・その夜の空は晴れ渡り海は鏡のようでした」一等船客 ダグラス夫人
タイタニックの「ティー」(焼きたてのパンとバター、アプリコットジャムと紅茶)はかなりお味が良かった!
ティータイム(船のメニューからヒントを得て)
プラムとオレンジピールのケーキ
レモンとユズのシャーベット
ビスケット
ダージリン紅茶
生還した日本人
細野正文氏の詳細な記録
2等船客だった、彼は最後まで望みを捨てなかった。「あと3人は座れる・・・」という声を聞き最後の避難ボートに飛び乗った。勇敢にも避難ボートをこぎ続け、救助後は冷静に記録まで残した人物であることが証明された。遺品の手紙はタイタニック財団により保管されている。
船が事故を起こした瞬間に乗組員は自動的に職を失い,一人の人間として行動すれば良いと、決められている
鎌倉で紅茶を楽しむ会 前期は今回で終了
参加頂いた皆様には、マスク、手洗いの徹底をありがとうございました
後期は9月より予定しております