茶葉のサイズ、大きさを表す 専門用語
大きなサイスの順から
OP(オレンジ・ペコー)
オーソドックス製法で作られた紅茶の
細長い一定のサイズ 7~12mm位
ペコーは茶の芯芽「白い産毛」を意味する
中国語[白毫」パクハウがなまったもの
BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)
OPサイズよりも更に細かいサイズ
BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス)
BOPよりも更に一回り小さいサイズ
F (ファニングス)
中ぐらいの大きさの茶葉のかけら
1mm位
D(ダスト)
一番細かいサイズ
濃く出したいときに使用するため
高値で取引されることもある
TGFOP(ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ-)
最上級のグレード
SFTGFOP(スペシャル・ファイネスト・ティッピー・
ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ-)
飛びきりの最上級のグレード
T(ティッピー)
ゴールデンチップと呼ばれる柔らかい新芽の部分
*オレンジ・ペコーの「オレンジ」は茶葉の色ではなく
オレンジ色からの連想とも
最初にお茶を運んだオランダのオラニエ(オレンジ)
王家からきているとも 諸説ある
某紅茶メーカーのブレンド紅茶
「オレンジ・ペコー」
オレンジ色のパッケージに入っているので
オレンジの香りがする紅茶との誤解もあるようですが
オレンジは何も関係なく茶葉のサイズからの命名
主にセイロンや南インド産のブレンド
最近急激に普及、発展してきた CTC製法
C(Crush) 押しつぶして
T(Tear) 引き裂いて
C(Curl)丸めた
CTC機の金属の歯
CTC機械4連
細かくなった茶葉が向こうから流れてくる
大きなサイズから細かいサイズへ
大きな葉は蒸らす時間も3分以上と長く
茶葉を細かくすることで蒸らし時間も短縮され
更に,ティーバッグなど短時間での抽出に
CTC製法が生まれました
茶葉のサイズが細かくなっていった背景には
蒸らし時間を短くする必要があったから
スピーディさは重要な事かもしれません
お湯を沸かして,紅茶を入れる
1分、2分を争うことなく
ゆっくりとティータイムを楽しみたいものです
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