「東インド会社物語」
15世紀から16世紀
バスコ・ダ・ガマのインド航路開拓
マゼランの世界周航
フランシス・ドレイクの世界一周
ヨーロッパ人の目を世界へ向けることになる
17世紀に入り
1600年 イギリス東インド会社
エリザベス1世から東洋貿易の独占権を得る
オランダ、フランスが続きます
各国は競ってアジアへ進出
その頃の地図が描かれたティーポット何と日本は大陸と陸続き・・・・
貿易船は季節風を捉えての長い風待ちと
過酷な船上生活
無事帰国
積荷は競りにかけられ株主は多額な配当金を受取った
イギリス東インド会社本本社
東インド会社による 外国貿易の拡大がイギリス経済を支えた
(紅茶缶のデザインに船の絵柄が多いのも納得)
商船の積み方(カティーサーク資料)
船も次第に大型化していく初めスパイスが多く運ばれたが次第に
緑茶から発酵の進んだ紅茶へ
茶の占める割合 初め1%程度
1720年頃10%
1747年20%
1760年40%以上に達した
英国の紅茶文化を支えた東インド会社
1858年イギリス東インド会社解散
イギリス人の生活になくてはならなくなっていた紅茶
既に植民地での紅茶作りは着実に成果を上げていた
1889年インドからの輸入が中国輸入を超えた年
以降、紅茶の輸入は植民地からのものが増えていく
現在「英国東インド会社」は
東洋の文化と食を融合するモダンでスタイリッシュな食料品店として
ロンドン市内にオープン
ティータイム
ニルギリ紅茶スパイスチョコレートケーキゴマビスケット(写真提供:森杉様)
軟水・硬水比較
軟水(水道水)硬水(エビアン)の水で入れた紅茶比較
軟水は香りも水色も紅茶の特徴を捉えている
硬水は香りなく黒っぽい水色で直ぐに濁ってしまい
時間とともに上部に油膜が浮上
紅茶はくみたての水道水を沸かして
沸騰させたものを使いましょう!
次回、5月18日(土)第4回
「英国王室御用達と紅茶」
参加をお待ちしております。