こども達の夏休みが始まってすぐ北京旅行へ行ってきました。
北京へは20年くらい前に一度だけ旅行しました。
すっかり町の風景は変わっているし、若いころと今とでは視点が違うし、こどもも連れているし・・・。
色々ありましたが、楽しい思い出、少しお付き合い下さい。

この銅製の巨大な薬缶、茶湯(チャータン)というものを作る時に湯を注ぐもののようです。
この茶湯について調べてみようと自宅の資料を探しましたが、詳しく書いてあるものはありませんでした。
茶といっても、いわゆるツバキ科のお茶とは関係なく、杏仁や黍の粉に湯を注ぎ砂糖などを入れて食べる
葛湯のようなものみたいです。それにしてもこの薬缶、火鍋がルーツとされるサモワールの変化の過程を感じませんか?
電気のプラグがついているので今は電気を使っている様子ですが、昔は中央の煙突部分に炭などを入れて使っていたのでしょうか。
残念ながら今回は食べることが出来ませんでしたが、次回是非試したいと思います。