昨日はわたしの誕生日でした。べつに祝うような歳でもないのですが、家族がお祝いのご馳走を作ってくれると言うので、ありがたくいただくことにします。
こういう時のご馳走というのは身の丈にあったご馳走ということであって、ビーフステーキなどは出てきません。
写真は北京風の水餃子。
作り方は、①強力小麦粉と塩と水で作った生地を寝かせてから丸めて麺棒で平らに伸ばす。
②豚の細切れ肉や切り落としをフードプロセッサーで細かくして、塩をして短めに切った千切り大根とごま油と共に良く練る。③包んで茹でる④茹でたての熱々を食べる。
これが実に旨くて、私も子供たちも好物なのですが、この写真には重要な薬味が写っていません。
香菜(シャンツァイ)と針しょうが(針の様に細く切ったしょうが)です。
これが無いと完璧な味とは言えません(我が家では)。
この香菜という香草はスーパーや八百屋で売っていなかったり、怖ろしく値段が高かったりするので昨日も食卓にはありませんでした。この問題を克服するべく、昨年から自宅で栽培を始めましたが失敗、育ったことは育ったのですが、ひょろひょろで一回使ったらハイおしまい!未練がましく茎の部分まで細かく切ってラーメンに浮かべたりして。
香菜のエキスパートである友人Kから分けていただいた良質な種であったにも関わらずこの有様・・・。
しかしつい先日、ふいと香菜を植えていたプランターを覗くと、何とそこには青々とした新芽が!香菜エキスパートKさんにも『こぼれ種は強い』と聞いていたので早速Kさんに自信満々で見せたところ『これ雑草です』と言われてしまいました。妻は近所の主婦に香菜のこぼれ種が出てきたのでパーっとやりましょう!とかなんとか
言ってしまったというし・・・Kさんによるとまだ望みは残っているというのでなんとかこぼれ種に頑張ってほしいものです。