青い鍋に入っているのはこれからジャムにされる運命のイチゴです。
砂糖をまぶしてから一晩寝かせ、アクをすくい取りながら煮る。ただそれだけなのですが、当店のクロテッドクリームやスコーンとの相性が良いので毎日せっせと作っています。
ところでこの青色の鍋にイチゴが入っているとイチゴの色が鮮やかに、おいしそうに見えると思いませんか。
私が子供の頃、熱を出すと、母がコバルトブルーのお皿にイチゴをいっぱいのせて食べさせてくれました。
そのイチゴのおいしかったことといったら・・・以来イチゴは青い器に乗せないとなんだかしっくりこないのです。
そんな思い出のせいか青色の食器が好きで、集めているつもりは無いのに集まってます。
左上のコバルト色の器が我が家のイチゴ皿、素焼きのせいか欠けがひどいですね。ギリシャの物と聞いていますが定かではなく、私が物心ついた時からあります。下の水色の器は、中国の古い物で薬味をいっぱい乗せた麺などはこれで食べています。右はイギリス製のウィローパターンの砂糖入れですが、ティーカップとして使っています。
これからどんな青い食器に出会えるのか考えるだけでわくわくしてきます。
では皆さん良い大型連休をお過ごしください!